
皆さんこんにちは、Style&Stretch青山店の浅川です。
ゴルフスクールや練習場などで、自分のスイングを動画で撮って見た時に、
「こんなスイング、自分じゃない!」とイメージと違って愕然としたことはありませんか?
実は、身体が硬いから理想的な動きができないということがあります。
そこで本日は【たった5分の簡単ゴルフストレッチ】をご紹介致します。
【膝や腰が痛くなるのは股関節、足首が硬いから】
「トップの位置で間を取ってから振る」といっても、身体が十分に回らない方はうまくできません。ところがいくら練習してもできなかった方が、ストレッチを初めて数か月でできるようになるということがあります。
身体の可動域が増せば、技術のレベルアップだけでなく、ケガの予防にもつながります。身体には、『回旋する関節』と『曲げ伸ばししかできない関節』が交互に配置されています。膝や腰はほとんど回旋できない『曲げ伸ばししかできない関節』です。『回旋する関節』は胸、股関節、足首です。これらが硬いと、回旋できない関節である膝や腰に可動性を求めてしまい、無理な負荷がかかり痛みが発症してしまいます。
30代までなら放っておいても身体はまだまだ動きますが、40代くらいから身体の硬化が進んで思うように動かなくなってきます。そこで40代、50代からでも硬化を食い止めるべく、ストレッチを習慣化しておけば、60代、70代になってもゴルフを楽しめるということです。
【プレー前ストレッチのメリット】
- スイングが良くなる
身体が硬いと、アドレスで上体が起き上がりやすく重心が安定せず、またスイングの軸がブレやすくなります。身体の可動域を広げることで、無理なく理想的な動きに近づきます。
- 使えなかった筋肉が使える
身体が硬いと普段使える筋肉が制限されてしまいます。身体の可動域を広げることで、普段使えていない筋肉も使えるようになります。使える筋肉が増えれば疲労の軽減につながります。
- 怪我をしにくい
股関節や足首が硬いと、足りない捻転を補うために腰に負担がかかってしまい、痛みが発症しやすくなります。ストレッチを習慣化することで膝痛、腰痛の予防につながります。
【可動域チェックとストレッチ】
①スイング軸がブレにくく安定しやすい足首のストレッチ
可動域チェック…踵を地面につけたまましゃがむ
※後ろに倒れてしまう方は足首が硬い証拠です。和式便器を使わなくなった現代人に多いと言われています。
足首のストレッチ
アイアンなどゴルフクラブで身体を支えて、踵を地面につけたまま膝をできるだけ前に出すと、足首からふくらはぎにかけて伸びてきます。痛気持ちいい程度の強度で20~30秒ぐらい伸ばします。
②前傾キープでボールがつかまる股関節のストレッチ
可動域チェック…膝を曲げずに爪先を触る
※手のひらが地面に着くのが理想ですが、最低でも爪先に触れる程度の可動域をまずはめざしましょう。
股関節のストレッチ
足を前後にズラして、前側の足の爪先を立て、踵を地面につけたままお尻を引く動きを無理のない程度で左右20~30秒ぐらいずつ伸ばしていきます。太ももの裏側が伸ばされ股関節が柔らかくなります。
③身体の捻転力が上がる胸と背中のストレッチ
可動域チェック…両足を揃えて肩を90度以上回す
※「気をつけ」の姿勢から後ろに振り返り、肩のラインが90度以上回るか確認します。
胸、背中のストレッチ
手を頭の後ろに組んで、足を固定するためにヘッドカバーなどを股に挟み、肩をできるだけ回します。そこから上体を傾けて5秒ぐらいキープします。上体を起こしたら、更に深く肩を回し、また上体を傾けます。左右同様に行います。
いかがですか?これぐらいならできそうではありませんか?
朝からラウンドされる場合、身体はまだ硬くなっていると思います。朝は特に思うようなスイングができず、ラウンドし始めるとスコアが徐々に良くなっていくという方は、朝からしっかりストレッチをしましょう。また後半疲れてスコアが落ちてくるという方は、お昼休憩後にもストレッチを行いましょう。もちろん疲労を残さないためにはラウンド後にもストレッチを行ってください。
それでも自分ではなかなかストレッチできない、もっと早く柔軟性を上げたいという方は、是非当店のパーソナルストレッチをお試しください。