
こんにちは!【style&stretch 名古屋栄店】トレーナーの岡本です。
もうすぐ6月、入学・入社・異動・転勤など新生活が始まり2ヶ月が経ちますね。
慣れない環境に緊張が続いていたりしていないでしょうか?
今回は、【姿勢と呼吸の関係】についてお話しします。
スマホやパソコン、デスクワークなど、前かがみの姿勢が長時間続くと、
肩甲骨周辺の筋肉や胸の筋肉の柔軟性がなくなり、肩を内側に引っ張ってしまうことで、猫背や巻き肩になります。
背中が丸まり胸の縮こまった姿勢は、浅い呼吸になりやすく、体の不調の原因となります。
◉呼吸が浅くなる原因
呼吸が浅くなる原因として、猫背や巻き肩など姿勢の崩れの他に、緊張やストレスなども挙げられます。
◉呼吸が浅いことでの体への影響
・自律神経のバランスが乱れやすくなる
日々の忙しさ、仕事のプレッシャーや人間関係、気温の変化など、緊張が続いたりストレスを感じることで、
自律神経が乱れやすくなります。
自律神経が乱れてしまうと、交感神経が活発に働くことで体は緊張し、浅く早い呼吸になってしまいます。
・酸素不足による体の不調
呼吸が浅いことで取り込める酸素量が少なくなり、体が酸素不足の状態になります。
酸素不足は血液の流れが悪くなります。
食事で摂取した栄養が体の隅々まで行き渡りにくく、体に溜まっている疲労物質を回収しにくくなるため、
疲れやすくなったり、慢性的な腰痛や肩こりの原因にもなります。
また、代謝が落ちて太りやすくなったり、リンパの流れも滞ることで、むくみや冷え性の原因にもなります。
・睡眠の質の低下
呼吸が浅く交感神経が優位に働いていると、リラックスできていないため、質の良い睡眠が取りにくくなります。
◉呼吸を深くするためのパーソナルストレッチ
《腸腰筋のストレッチ》
腸腰筋は大腰筋と腸骨筋という筋肉からなっています。
大腰筋は、背骨から大腿骨を結ぶ筋肉で、横隔膜と大腰筋は同じ背骨のところに付いています。
腸腰筋をストレッチすることで横隔膜も緩みやすくなるため、深い呼吸がしやすくなります。
猫背の姿勢改善にもオススメです。
浅い呼吸は、疲労が蓄積しやすく、体が疲れやすくなります。
体が硬くなったり、慢性的な腰痛や肩こりの原因にもなります。
呼吸が深くなることで、副交感神経が働き自律神経も整いやすくなるので、
不調の原因となっている姿勢をストレッチで改善していきましょう。