
こんにちは!【Style&Stretch 名古屋栄店】トレーナーの岡本です。
最近、暑い日が続くと思ったら、朝晩肌寒かったり、気温の変化が激しいですね。
職場の冷房と外との温度差も気になり始める時期です。
冷房対策と体のケアをしっかりしていきたいですね。
さて、今回は【肩甲骨】についてお話しします。
肩甲骨を動かすことは、体の不調を改善するためにもとても大切です。
スマホやパソコン、デスクワークなど、前かがみの姿勢が長時間続くと、
肩甲骨周辺や胸の筋肉の柔軟性がなくなり、猫背や巻き肩、首こりなどになります。
そして、肩甲骨と背骨の間が大きく外側に開きます。肩甲骨の動きも悪くなり、姿勢も崩れやすくなってしまいます。
肩甲骨と背骨の間を狭くするために、日頃から首や肩、背中に負担のかからない姿勢も心がけたいですね。
◉肩甲骨とは
肩甲骨は、背中の肋骨の上にある逆三角形をした一対の大きな骨です。
上腕骨(肩甲上腕関節)と鎖骨(肩鎖関節)のみと繋がっていて、
人体の中でもめずらしい肩甲骨が浮いたような状態にある『浮遊骨』です。
◉肩甲骨の動き
肩甲骨は他の関節と違い、靭帯などで固まっておらず、浮いたような状態で、
肋骨に沿ってスライドするように
・挙上(肩をすくめる)
・下制(鎖骨を下げる)
・内転(肩甲骨を背骨側に寄せる)
・外転(肩を前に出す)
・回旋(腕を上げたり下げる動作)
など自由に動きます。
◉肩関節との連動
腕を上げる時、腕だけではなく、肩甲骨も連動して動いています。
ということは、肩甲骨がうまく動いていないと、バンザイがしにくく、腕を上げるたびに肩に負担がかかってしまいます。
肩甲骨の柔軟性を高め、肩関節の可動域が広がることで動く筋肉も増え、血行もよくなっていきます。
◉肩甲骨を支えているのは周囲の筋肉
あらゆる方向に動く肩甲骨は、多くの筋肉が連動して動きます。
一つの筋肉が緊張し硬くなることで、肩甲骨の動きに制限がかかります。
肩甲骨の可動域は狭くなり、動きはスムーズではなくなってしまいます。
そして、血行と姿勢が悪くなることで肩こりや、ひどい場合は肩に痛みが出て腕が上がらないなどの原因となっていきます。
◉固まった肩甲骨を本来の動きにするメリット
・姿勢が良くなる
・肩こりや首こりなどの予防改善
・肩の力が抜けて、疲れにくくなる
・腕が上がりやすくなり、日々の動作が楽になる
・スポーツの動作がスムーズになり、パフォーマンスアップにつながる
・怪我をしにくくなる
・血行が良くなる
・代謝が良くなる
などが挙げられます。
◉肩甲骨の動きを良くするパーソナルストレッチ
《肩甲骨周辺のストレッチ》
当店では、肩甲骨周辺のストレッチ に肩甲骨はがしも行なっています。
自分では伸ばすことの難しい肩甲骨を動かしていきます。
硬くなった筋肉から肩甲骨を解放してあげることで、血行と姿勢が良くなり、
体の不調の改善に繋がっていきます。
まだの方は是非ご体験下さい。