
こんにちはstyle&stretch 石田です。
日常生活の中で、階段を上り下りするときに、
「膝関節が痛い」
「足がだるくて疲れやすい」
といったことはないでしょうか?
痛みや疲れが出ることで、だんだん歩くことが嫌になり歩くことが少なくなって
自然と座っている時間が長くなる傾向にあります。
歩くことが減ると体力・持久力が落ち、筋肉の衰えも早くなってしまいます。
そこで本日は【膝の痛みや疲れを軽減させるために膝窩筋にストレッチ】を紹介致します。
はじめに【膝窩筋】とは…
大腿骨の外側顆から始まり、脛骨の上部の後面まで付着しています。
『膝窩』とはまさに膝裏のくぼみのことです。
膝を曲げる働きと、股関節をわずかに内旋する働きがあります。
非常に小さな筋肉ですが、膝を曲げるときに補助する役割もあります。
そして膝関節の安定性を高める働きをしています。
膝の痛みの原因は…
O脚などの姿勢から自然と膝に負担がかかり、膝周辺の筋肉が硬くなることや、
スポーツ等で膝を損傷することにより、膝の裏の筋肉が過緊張していることが挙げられます。
このような膝の痛みのケースでは、膝裏の筋肉【膝窩筋】が筋肥大を起こす場合もあり、
筋肉の内部を走る血管や神経を圧迫し、膝下や足先にシビレを起こすこともあります。
また血液の流れが悪くなることで、むくみや冷え性に繋がります。
そして【膝窩筋】が硬くなることで膝から下の足が外側にねじれが生じます。
逆に【膝窩筋】の柔軟性があると膝関節の動きが良くなります。
そこで、【膝窩筋】の柔軟性を高めるためにはストレッチがオススメです。
①床に座り、ストレッチする側の膝を約20~30度程度曲げます。
②外側に膝を軽く倒し、軽く押さえます。
※膝の外側に痛みが出ないよう気を付けます。
①足を伸ばして座り、片方の足は膝を曲げます。
②足を伸ばしている側の膝が浮いている人は優しく膝を下方に押し、上半身を倒します。
【膝窩筋】の柔軟性を高めることで、痛みや疲れはもちろん、むくみや冷え性、
姿勢に関するO脚の改善に繋がります。
小さい筋肉ですがストレッチで筋肉を伸ばすだけで
日常生活もより過ごしやすくなります。
是非一度お試しください。